見習いコマツザキです。
暑いですね。
毎日アイスを食べてます。
さて、クルマ屋さんからの修理依頼でポルシェが入庫しました。
水冷ポルシェになってから格段と信頼性があがりましたが、どちらのメーカーのクルマだって「壊れない」ことは絶対にありません。
エンジンの警告灯が点いたというもの。
一度そのクルマ屋さんのテスターでフォルトクリアされたようですが、少し乗るとまた点いたとおっしゃっていました。
診断機にてフォルトコードを読み取ると「システムリーン」入力アリ。
燃料薄い?
ほほう、ならまずは2次吸気点検ずら。
ありがちなエンジンオイル補給口のリーク点検。
良く締まってないとエア吸ってエラーが入力されますね。
こちらは良好。
でもってあちこちリークテストを確認しますが、んー・・どこも吸ってないなぁ。
はまりそう。
点検のためエアフローメーターを取り外しました。
おぉ、オイルまみれ。
ちゃぷちゃぷのぴちゃぴちゃ。
これはブローバイガスがインテークマニホールドよりひくいエアフロ側に流れてしまった状況でしょう。
やっぱりエアフロメーターにもてっこり付いてますね。
これじゃジルコニア素子もすっかりコーティング(?)されて冷やされません。
警告灯点灯の原因としては最有力候補でしょう。
BOSCHエアフロに使える専用のクリーナーで洗浄です。
写真は忘れましたが、相当汚れが出てきました。
PCVから伸びたブローバイホースも雫がたれるほどブローバイガスの温床になってます。
きれいに掃除して組み上げましょう。
先の松本のブログにもありましたが、やっぱりオイル交換がとても安価なメンテナンスだと改めて思いました。
5000kmづつ交換されてるクルマはホントにブローバイ発生量が少ないんですもの。
オイル漏れだって起きにくくなることは力強く宣言できるでしょう。
その後40km試運転しましたが、警告灯は点きません。
クルマ屋さんにはウチの代わりにエンドユーザーに乗ってもらうことにしましょう。
エアフロ部品代で10万円ですって。
たかーい
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