新年あけましておめでとうございます。
昨年中はたくさんの方にご利用いただき、心から感謝申し上げます。
本年が皆様にとってすばらしい年でありますよう祈願いたしますと共に、今年も更に皆様のお役に立てるよう精進する覚悟ですので、何とぞよろしくお願いします。
松本です。
休みましたー。
お陰さまで。
寝てるか、本読んでるか、スキーしてるか、飯食ってるか。
目が開いてる時はずっとアルコール漬けでした。
1/6は年頭会議をして翌日からの営業でしたが、正月ボケはすっかり無くなったところ。
以下は僕の私見です。
『本当に冷却水の質 そのクルマに合ってますか?』
ここ1年、他店でメンテナンスされてきた車両が多く来店されるようになった。
オイルメンテが悪くてオイル漏れが顕著なクルマ。
年式相応で無いジャッキアップによってエアサス抜けしたままのクルマ。
その中でも今回は冷却水に焦点を当ててみるなり。
画像は冷却水の通り道であるATオイルクーラー。
見てほら、草津温泉の蛇口のような(草津に悪気はありません)
澱(オリ)のかたまり。
こちらは正常な車両を点検のため外して撮影。
筒の内側が白くなっていないことが分かる。
冷却水を溜めておくタンクの内側を撮影。
ユーザー自身では難しいかもしれないが、冷却水を抜いてタンクを空っぽにすればこのように点検ができる。
こちらは新品のタンク内部。
もちろんABS樹脂なので黒い素材がそのままだ。
自動車メーカー全般にアルミエンジンが当たり前に搭載されて10年以上になる。
あまり詳しく説明できないが、アルミの素材特性上・冷却水の質に反応してゴミを出すと言ったら分かりやすいだろうか。
それがラジエターを含むクーラー回路すべてに付着すれば当然冷却効果の妨げになる。
極めつけがATオイルクーラーへ冷却水を流すかどうか決定しているサーモスタット。
これだけ沈殿物が石灰のように固まってれば、ラジエター詰まり・ホース抜け・サブタンク割れなど何も良いことありません。
冷却水の質だけでこうも変わるものか。
当店で管理していた従来のお客様で、こんなひどい状況には無かった。
BMWエンジン搭載されたレンジローバーのファンは多い。
質の合わない冷却水入れられてませんか。
僕のレンジはサブタンクを除いては、新車付けされていたラジエターやホース、ATクーラーを今でも使ってますよ。
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シリュー (月曜日, 11 1月 2016)
クーラント・・・。レベル低下は、今のところ出ていませんが、どこに消えてるんでしょうか?
まさかエンジン内部?
昔の日本車なら水道水でもOKでしたが、エンジンの設計がシビアになるほど、専用品を使わないと何が起こるか判らないですね。
山の中でトラブッたらアウトです。やっぱりレンジは本格クロカンとして使う車では無いようです。