こんばんは コマツザキです。
最近ミッション修理が重なりますねー。
餅は餅屋ならミッションはミッション屋へ、と言ったところでしょうが
「リビルト品を他店で載せてもらったんだけど、しばらく乗らないうちに保証切れちゃってさ。いくらも使ってないのに高速走るとすぐ警告灯点くんだよ」
なるほど
餅屋のセカンドオピニオンってとこでしょうか。
腕がなるぜ
確かに試運転(高速道路走行)すると20km走行したらすぐ点きました。
んで分解。
どこのリビルト品でしょうか。
コネクター割れてるのインシュロック(ただのバンド)で縛りつけてあります。
セカンドオピニオン側としては少し楽しくなってきたところでございます。
ジャガーのXJ・X300('95年~'97年) には ZFの4HPかGMの4L80どちらかが取り付けされています。
画像はGMミッションですね。
見たところ、対策された部品が取り付けされてるようで、『リビルト品』としては嘘ではないのが分かります。
バルブボディー側はリペア済みのようなので次に進みます。
4L80は本体側にも油路回路があるんですねー。
初めて作業したわ―。
へー。
・・・って あーーーっ!
良く見たら思い切り削られてるやん。
チェックボールが思い切り当たってるんじゃないの―!
思い切りバリが出てるし!
4L80の資料が少なすぎて、何の回路のものか分かりませんが、こいつが原因なんじゃないのー?
・・ともかく、バリはリューターで修正しました。
チェックボールは対策されたと思しきスチール製から純正のプラスチック製に戻すことにしましょう。
おそらく、オイルポンプなども対策の為ハイパワーにして、且つ新油が新しい規格だったために油圧が高くなり、チェックボール(硬化ボール)がアルミ(柔い)を削ったのかもしれません。
(しかし。。。これは保証範囲外なのでしょうか。。。)
高速道路4回(50km × 4回)乗っても警告灯点くことありませんよ、安心して乗ってもらえると思います!
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