松本です。
実は昨年バイクのレース中に転倒しまして。
鎖骨を複雑骨折、人工呼吸器を肺まで通され手術を経験しました。
そんな時にヒトの情というか、「仲間って大切」って強く思えた瞬間でした。
元気で仕事をできてること、仕事を依頼してくださること、感謝感謝。
まだプレートが抜けないので痛いんだけど、さ 仕事仕事。
走行中、後ろの方からゴーって音がする修理 はじまるよ
イヴォーク・フリーランダー2・ボルボXC60なんかに搭載されたFomoco製のデフから異音を確認。
クルマ屋さんが使う聴診器で診断。
お医者さんみたいに吸盤はついてないけど、この棒で音の震源を特定する。
助手はリフトの上でアクセル踏んでタイヤを回転させてるんだから、怖いったらもぉ。
で、デフの作業方針が決まって今回もベアリングの交換で済ませることに。
新品も超高額では無いけど、経済性を考えるとやっぱオーバーホールのが良いよね。
まずはデフが車両から下りたところ。
酒井君、顔にモザイクかけ忘れちゃったよごめん
めっちゃくちゃ固いネジを外す特殊工具。
これ高かったなぁ、何台作業したらモト取れるのやら。
ここまでくれば折り返し地点。
オレンジグローブが私。
(オレンジグローブはエド・チャイナに傾倒しているため)
このベアリングがものすごいゴロゴロ感。
このベアリングを日本製のNTNに交換するととっても静かなクルマになる。
すべてのオーバーホール作業に言えることだけど、すべての機械は何か一つのアイテムを交換するだけで完璧なんてことは無い。
ベアリングが不良なことでピニオンギヤが暴れてアウターレースの座面をひどく傷つけてる。
これじゃアウターレースが適正な位置にセットされず、バックラッシュ不適当・プリロード調整も難しくなる。
もちろん傷になってるバリを取り除いて組み立てた。
早く鎖骨の傷治して草レースに戻りたいなー