松本です。
「最近ブログ書かないんだね」とお客さん。
「もぉ発信の主戦場はInstagramとかなんじゃないの?知らんけど」(私できない)
「でもさ、このあたりのクルマ乗る人ってInstagramなんか見ないんじゃないの」
ウチのブログを楽しみにしている奇特なユーザーやクルマ屋さんの為にひさびさ書いてみよー。
レンスポのエンジン不調 はじまるよ
P400と呼ばれるこのエンジン、ウチのお店では初めて触ることになった。
エンジンの警告灯が点灯でお預かりした。
ユーザーの訴えには無かったけど、なんとなくアイドリングの回転数が高いし、アクセルペダルの反応も悪い感じ。
エラースキャン(DTCダイアグノーシストラブルコード)してみると2つのエラー入力されている。
P0507 回転数が目標よりも高い
これはターゲットアイドルを下げようとしても実際のアイドル回転数が高いことを意味している
P2187 燃焼状態がかなり薄い
こっちは排気側が「燃焼が薄いからもっと濃くしてー」と言ってても吸気側が「そんな言うてもこっちはかなり燃料送りこんどるよーこれ以上は もぉあかーん」
てとこかな
通常エアクリーナーからの吸気だけがエンジンに送り込まれるのが正常だとして、『2次吸気』があると上のようなエラーが入力されるのだとして、スモークマシンで点検することにしよ。
チューブから隙間なくインテーク回路に煙を送り込んでやると2次吸気箇所が目で見えるというわけ。
出てきた出てきた カメラで映りにくいけどこの部分からプシャーっと煙が出てきた。
んで分解。
ダイヤフラムがちぎれてる。
PCVバルブ(ポジティブクランクケースベンチレーション弁)はクランク圧が上がったときにインテークへ逃がす役割があるけど、このゴムがドアの役割してて開きっぱだったのね。
P400エンジンはまだ少ないのかな、日本には部品が無くてUKから取り寄せ。 無事完了。
時代遅れのクルマ屋さん、今回もブログで情報発信
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